MI:CLIPS 01 感想

わかむらP

まさにプロの仕事。まさにPV。まさにわかむらP。

付け入る隙を与えない、わかむらPらしい映像４編。自身の脳内映像を高度に具現化できるわかむらPにとって、その映像表現に耐えうるモデル「Lat式」の出現は、ほとんど天啓と言ってもよかったのではないか、そんな妄言を思わず呟いてしまうような良い仕事。

ただ、何かの間違いかと思いたくなるほど画質が悪い（ニコニコと変わらない）ので、お布施目的以外では買う必要性はほぼない。残念。




八王子P - エレクトリック・ラブ

タイトルとおりのエレクトロポップ。
赤・黄・青のオブジェクトがとにかく印象的。光のエフェクトで、より鮮やかに明るく可愛くなっている。




八王子P - Sweet Devil

エレクトロポップ（２曲目）
ロボミクを２体バックにつけて、本体をさらに可愛く魅せるというアイディアがごいす。
ダンスが気持ちいいのはもちろん、キックに合わせて光るフロアパネルが気持ちいいしかっこいい。
最高に好き。




SmileR - Melody Line

エレクトロポップ（３曲目）
蝶になる演出が綺麗。尺に対して動きが少なく、前２曲に比べるとインパクトは薄い。




40㍍P - Life size

ここで欲しかったポップ（ソフト）ロック成分。
シンプルで若干物足りないけど、テレビ番組のOPというなら納得。



特典：ポートレート集
さすがに作者が選んだカットだけあって可愛い。
おまけで壁紙を何枚かつけてくれたらよかった。


ジャケット
「それっぽい」んじゃなくて、完全に商品なのがすごい。
ただ、わかむらPのクオリティに、モデルがついていってない印象は受けた。絶妙なデフォルメ加減で問答無用に可愛いんだけど、静止画にするとちょっと物足りないかもしれない。
裏ジャケのデザインは大好きです。


次回作があるなら
Sweet DevilのようなダンスPVと、何かしらのストーリー性もしくは生活感のようなものを感じさせるPVがあったら俺得だなと思った。あと画質。

そんな感じ。