勅を奉るに請に依れ

助からないと思っても助かっている

Alstroemeria Records メモ1

ARCD0025 / For Your Pieces以降のメモ。


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ARCD0026 / Signature

☆☆☆☆☆(五つ星)

インスト曲のベスト。
テクノ調一辺倒というわけではなく、ラテン調の7. The Flower: Like the Fantasy、ビッグビートと言えばそれっぽい10. Noche de Alacranes、ゆったりハウス?の11. Retrospective Kyoto、12. Maple Dream…など、ほどよくバランス良い流れ。なんとなくBGMにするもよし、じっくり聴いてもそれに耐えうるクオリティでまとめられている。
ただ、グッと掴んでキュッと〆るべき最初と最後(Tr.1とTr.15)がパッとしない…いや途中まではグッと来るんだけど、原曲サビのメロディで盛り上がる瞬間、ちょっと流れが止まるように感じてしまう。どう聴いても気合入った作りだけに余計残念。とか言いつつ、再生数はTr.1とTr.15が一番多いから困る。






arcd0027

ARCD0027 / Trois Noir

☆☆☆☆(四つ星)

全体的にPOPで、アルレコらしくないと言えばそうかもしれない。
ただ、Tr.1>2の繋ぎには素直に驚いた。アルバムとしてのイントロからスルッとTr.2に繋ぐ流れは楽しい。

ググッと来る曲はなかったものの、相変わらずの高クオリティでまとめられていて、人によっては100点満点の出来だとも思う。たまたまググッと来なかっただけというか。






arcd0028front

ARCD0028 / Fragment Reactions

☆☆☆☆☆☆☆(七つ星)

あまりの出来に鼻水吹いた。
前作同様、Tr.1>2の流れは健在。そして「ぴーひゃらら」で微妙に有名な02. End of Daylightを筆頭に、原曲を良い意味で破壊するアルレコ節炸裂の良曲まみれ。とどめにオリジナル曲、11. Fragment Reactionの完成度で完全にノックアウト。硬く冷たい世界観で統一された、アルバム全体の流れも秀逸というより他ない。
ただ、インスト曲2つの展開が少し退屈だったのが残念。もう少しコンパクトにまとめても良かった。


モチモチの木すなぁ






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あと3枚もあるでござる。