勅を奉るに請に依れ

助からないと思っても助かっている

アイマスで読む古典が予想以上に楽しい件に関して


iM@S×更級日記/定家P

作者コメにあるように、
765プロの皆さんが古典文学をドラマで演じてみますよ」という作品。
うん、ありそうでなかった!というか待ち侘びたね古典系!
原作がややマイナーなのもあってか、あまり再生数は芳しくないですが、これかなりクオリティ高いです。


まずは「更級日記」についてですね。
誰もが名前くらいは知ってる「源氏物語」や「枕草子」とくらべると、かなりマイナーな部類に入ってしまうかもしれませんが、一応高校の授業では出てきたんじゃないかな、と思います。主に日本史で。
やっぱ古典の授業で原文読まないとよくわかんないよなぁ…とか私がgdgd書いても仕方ないですね。

【ニコニコ動画】iM@S×更級日記 ~序~ Introduction1
ここで美希が丁寧に説明してくれてます。まぁwikiそのまんまなんですがw


いやしかし当たり前のように立ち絵が出てきますね。表情のパターンも多いし。

さ2さ3さ4






インターフェースも安心して見れるデザイン…これはすいぎんP特製の「紙芝居クリエーター」のおかげなのかな?ただの変態じゃなかったんだね!


と、まぁそんなこんなで

主人公:雪歩
その姉:律子
2人の継母:あずささん

って感じで物語スタートです。これがまたベストな配役でたまらんですね。
暴走気味な雪歩と大人なりっちゃんのかけあいが楽しいです。

そして、思ったより「更級日記」が面白そうなのです。
wikiレベルのあらすじしか知らなかったんですけど、主人公がやたら可愛いんですよ。
旅先で見るもの全てにいちいち興味を示す多感な文学少女って感じですね。はしゃぐ様が目に見えるようです。
さらに「原文はこんな感じなんだろうな」と思わせる定家Pの絶妙なテキスト。いいです。


歌もストレートで可愛いんですよ。

さ1
うん…

実にわかりやすい!

そして可愛らしい!


そして表情も素晴らしいw





いかんね、これ本格的に菅原考標女に萌えそうです。



そんなこんなで、現在4話、ようやく上総(千葉)を出て次は武蔵(東京)ってとこですね。
もとが日記なので、どちらかと言えば淡々とした物語展開ですが、立ち絵の豊富さとBGM選びのうまさがあいまって、得も言えぬ和み空間になってます。
てか本当に立ち絵多いんですよ。セリフ毎に変わる感じ。
アイマスノベル系はほとんど見てないのでちょっとアレだけど、今まで見た(架空戦記シリーズとかの)中では一番丁寧に作られている気がします。コミュ動画見てるみたい。
いやほんと、不思議と癒やされます。なんだろう、何故か癒やされますよ。


この作品が一段落ついたら、「更級日記」の現代語訳でも読んでみようかな、と思います。
そう思わせてくれた定家Pに感謝するとともに、これからもコメとマイリスという形で応援していくんだぜ。


続き楽しみにしてるよー!