勅を奉るに請に依れ

助からないと思っても助かっている

とある魔術の禁書目録 感想

れーるがん


禁書シリーズ大勝利で俺大歓喜!!!







ということで、2期と外伝「超電磁砲」の放送が決まった禁書だけどね当然だよね。
だって面白いもん!


1クール目では「クソすぎて面白い」という評価をしたけど、それは2クール目も基本的には変わらず、良い意味で突っ走ったアニメだと思う。

お世辞にも出来が良いとは言えないシナリオにもかかわらず、なぜ禁書が大勝利を収めたのか?というのはもちろん、そのクソシナリオを補って余りある魅力で無理やり寄り切ったから、という結論になるのは間違いない。具体的には、「キャラ萌え」と「上条さんの説教を軸とした安心の展開」、この2つの威力が半端なかった。

キャラ萌えについては、JCのアニメ用キャラデザが秀逸ななことは言うまでもないけど、途中で「そういう方向」に方針転換したっぽいのが大きい。2008年のベストオブパンチラと名高い10話の御坂妹で全ての流れが変わった、とミサカは力強く断言します。

ぱんつ


うむ。







口癖による安易なキャラ付けも、御坂妹や打ち止め、黄泉川先生のレベルまでくると逆に面白い。感じ方は人によるけど、ここまでやるか!?と思わせつつも不快にはならない絶妙のラインなのかもしれない。私は好きだ。

上条さんの説教については、昨今の深夜アニメらしい、ある意味難易度が高い楽しみ方だと言える。つまり自分でツッコミつつ楽しんでいるわけで、「上条さんwwwマジぱねぇっすwwwww」というノリ。ストパンの「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」や、ギアスのハイパーカオス展開と似た楽しみ方で、もうとにかく許せる!という空気を視聴者が自分で勝手に生み出しているんだと思う。

そういう上条さんの説教を軸にして物語が動く、という基本的なシナリオ設計が見えてくると、諸処の綻びが見えても、何とか物語の最後まで見ることができると思う。ひとつの作品においてテンプレが作られる、ということは、クオリティの下限がある程度設定されるということで、基本的に保守的な性質を持つ人間を安心させるとかなんとか。いわゆる「お約束」は、何だかんだ言って強いんだよね。


と、ここまで散々褒めてきた(?)けど、やはり難易度が高いのは間違いない。難易度が高い、というのは、シナリオの矛盾や安易すぎるキャラ萌えに辟易することなく、「上条さんwww」という楽しみ方に辿り着かなければならない、ということ。ある程度深夜アニメに慣れておかないと厳しいだろうけど、こういうのを楽しめれば、いろいろと幸せかもしれない、って誰かが言ってた。


つまり、にしこりもとい錦織監督のAA面白がってすみません!ということと、


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黒子の声はあれがベストなんだよ!








ということと、



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こういうことなんだよ!


推敲する気がない文


2期は本決定ではない(?)けど決まったようなものと思いき。

タイトルは「夜桜四重奏」の次に好き。

炎とか電撃とか煙とか、そういうエフェクトがすごいような気がする。

わりと煩悩まみれの上条さんと、最高に中2な一通さんもすごい。

上条さんの中の人は仕事が増えそうな声だと思う。

声優アワード、来年の主演男優賞中村悠一で、再来年は上条さん阿部敦)に3000点



シナリオもクソ一辺倒ってわけじゃない。吸血殺し編では、上条さんとステイルと錬金術師の対比、インデックスのパートナー3人の違いなんかを描こうとした形跡はあるっちゃある。原作ではここらへんがわりとしっかり(いや文章力その他もろもろボロボロなんだけど)描かれていて、加えて上条さんの記憶喪失にも結構意味づけがなされてたり、インデックスの強さがわかりやすく描かれてたりで、原作読むと「へぇー」くらいには思うんじゃないか。

御使堕し編の土御門は、後先考えず突っ込む上条さんへのアンチテーゼだと思ったのに、それが活かされてないっぽいのが悲しい。いや、単なる思い違いじゃなくて後で絶対活かされる…はず。

土御門の真面目演技がよくわからん。下手なのか?

2クール目のOP曲がかなり好きなのにiTMSで配信されない件。
これだからダメなんだよほんと。

OPはサビ前の上条さんが致命的にかっこ悪いのが残念すぎる。
サビ入りのミーシャは異常にカッコいい。

「ガムやるよ」のAAが一番笑った。元ネタ、というかわざわざどうでもいいシーンのAAが作られたのはJOJOのおかげ?

とりあえず原作はアニメ化終わった分まで買う。
原作厨によると普通に面白くなるらしいがどうなのかな。

原作であっさり出てきた「神浄討魔」って結構重要な伏線なんじゃね。



半日悩んだけど

僕は、月詠小萌先生ちゃん!